sumekoza’s diary

気ままに書きます。旅行、洋裁、食べ物、などなど

須賀敦子が好き、だからイタリアに憧れる

連休がスタートしましたね。

前回の記事でポテチ依存を克服する記事を書きましたが、その後どうなっているかというと、食べる量は減りました。

これまで1日一袋から、1袋を4日かけて消費するくらい減りました。咀嚼音を聞いたり、自分が噛む音を意識して食べています。

はじめからポテチを断つことは考えず、少しずつ減らそうと思っていたので成功です!

 

今日は私が好きな本について書きます。

須賀敦子 地図のない道

bookmeter.com

 

このエッセイはベネチアが主な舞台です。

著者の須賀敦子は20代、30代をイタリアで過ごした文学者で、イタリア文学の翻訳と自身のエッセイで有名な方です。

社長令嬢でカトリックの学校へ通っていたなどなかなのバックグラウンドを持っていますが、この時代に結婚にこだわらず留学、勉強したいという自分の生き方を追い求めていた姿は素敵です。

 

ベネチアというと水面がきらめきゴンドラが行き交う海と、そびえる中世の街並みをイメージがあると思います。この本を読むとそれはベネチアの町のわずかな1面でしかないのだと気付かされます。

常に、そこへ住んでいる人間や生活に触れた話が書かれていて面白いのです。

中世からローマ、ベネチアで迫害されたユダヤ人、インクラビリ(死を待つ状態の)と書かれた橋を通り、病院とは違う死を待つ人が収監される病人の家の存在を知ったり。コルティジャーネ(娼婦)の存在意義について考えてみたり。

または夫を失ってからはじめの夏に訪れたリド島で過ごした時の心情や、一緒に過ごした友人インゲの半生に触れてみたりします。

 

うまく書けないのですが、1960年代、それ以前にイタリアで生きた人たちの様子がとてもイメージできますし、自分に染み込んでくるのです。それが心地いいです。

 

須賀敦子がみたイタリアを少しでも感じてみたい!そう思うとイタリアに行きたくなるのです。私は何度もこの本を読んでいますが読みたりないです。

観光地から離れたところが舞台となることもあって、なかなか訪れるのは大変なんですよね…薄くて持ち歩きやすいです。ぜひ読んでほしいオススメの1冊です。